乾椎茸の品質・生産量ともに日本一の大分県。明治時代より椎茸の原木となるクヌギの木を安定的に確保するために、植林を進めてきた歴史があります。大分県産のクヌギは適度な樹皮の厚さ、含水率により原木内に養分を蓄えやすく、椎茸栽培に最も適したクヌギと言われています。

しいたけ菌は、原木そのものを栄養分とするため肥料を与える必要はありませんが、水分が必要不可欠です。自然豊かな由宇の地下水で育まれ、その地下水に一晩浸すことで刺激された椎茸が一気に顔を出し、10日～2週間ほどをかけ肉厚でまあるいフォルムの"ぽってりしいたけ"に成長します。